地獄は一定
“地獄は一定。それでも、地獄の中にある、一瞬の極楽のために、私は生きている。”
昔も今も、カッコいい安田さんも、可愛い安田さんも、色っぽい安田さんも、IDOLな安田さんが大すきだった。でも、無理して笑う安田さんはすきではなかった。
それでも、ほんの一瞬だけ映る‘ただの’安田さんに安堵し、その安田さんが在ることは、わたしのしあわせだった。
わたしはずっと、一瞬の安田さんを、愛していた。
沢山の光を浴びてキラキラと輝く、IDOLの安田さんに何度 救われたことだろう。
目の前が真っ暗で足元も見えなくて、辿ってきた道を何度も振り返りながら不安になっても、先を歩いて「この道で合ってるよ!」と目の前のその先を照らし続けてくれる、アイドルの関ジャニ∞を、昔も今もこれから先も、わたしは大すきでい続けるのだろう。
でも、わたしがほんとうにすきなのは、IDOLの安田章大ではなく、‘ただの’安田章大なのだ、ということに気づいた。
「LIFE IS」を読んで、ここに在る安田さんを知っている、ずっと分かってたよ。と、何とも云いようのない不思議な気持ちが込み上げてきた。
わたしが愛し続けていた、その一瞬一瞬をかき集め体現されたのが、この写真集「LIFE IS」だ。
今まで、泡沫のように消えていくと思っていたものが、今、わたしの目に、頭に、消えないで残っている。
わたしは永遠の極楽を手に入れたのだ。
おわりᐠ( ᐛ )ᐟ